SaaS企業への転職がおすすめの理由とは?SaaS企業での営業職のキャリアパス例

SaaSとは

SaaSとは「Software as a Service」の略のことで、サブスクリプションモデル(継続課金モデル)によって、企業が直接プロダクトを所有せずインターネット上でソフトウェアを提供するサービスのことで、通常は事業者向け(BtoB)サービスを指します。
SaaSを利用する企業は自社でソフトウェアや、そのソフトウェアを動かす環境を購入せずに月額または年額の費用を負担すればよいため、一度に多額の購入費用を払う必要がありません。
そのためソフトウェアの導入ハードルが低く、DXの重要性が認知される中で、あらゆる企業活動にソフトウェアが入るようになってきています。

SaaS企業への転職がおすすめな3つの理由

①顧客への貢献に真剣に向き合える
SaaSの場合、顧客に継続的に利用してもらい続けることで顧客獲得費用がまかなえ、利益化していく構造です。
そのため契約後常にサービス改良をし続け、顧客の業務改善や売り上げ向上などの経営課題解決に貢献し続けていく必要があります。
さらに、継続利用いただきロイヤルティを高めていくことでアップセルやクロスセルも期待ができます。
このようなモデルであるため、マーケティング・セールス・開発など全てのチームのメンバーが顧客の成功や顧客への貢献の向き合いやすく、顧客へ役立ちを感じやすいことから仕事への満足度が高まりやすくなります。

②成長市場・成長企業で働ける
国内SaaS市場は年平均成長率約12%の勢いで急成長しており、2023年には約8,200億円へ拡大する見込みです。
経営における、DXの重要性が浸透していくに従い安定して市場拡大していくものと考えられます。

国内SaaS市場規模
画像引用:https://boxil.jp/mag/a6562/

このような成長市場で事業を行うSaaS企業も、成長が期待されています。
例えば、「T2D3」という言葉があります。
これは「Triple, Triple, Double, Double, Double」の略で、この倍率で売上が毎年伸びていくの良いSaaS スタートアップであるという指針をさしています。
なかなか毎年で売上が2倍や3倍に伸びる事業に身をおいた経験はないのではないでしょうか?
成長環境に身をおくことができれば、様々な機会やポジションにチャレンジできる可能性が上がります。

③SaaS企業経験者が少なく希少価値が高い
上述のように国内SaaS市場は年々拡大しているものの、SaaS企業経験者はまだまだ少なく他業界からの転職が中心である状況です。
そのためSaaS企業で経験を積みスキルを身につけた方は希少価値が高く、今後も成長が見込まれるSaaS市場内で高い評価が得られると見込まれます。

具体的なSaaS企業の例

SaaSの提供形態として、業界に関係なく提供する「Horizontal SaaS(ホリゾンタルSaaS)」と特定の業界に特化し提供する「Vertical SaaS(バーティカルSaaS)」の大きく2種類に分けられます。

<ホリゾンタルSaaSの企業例>
■Chatwork株式会社
メール・電話・会議に代わるビジネスコミュニケーションツール「Chatwork」を提供し、業務の効率化と会社の成長に貢献。
2021年5月末日時点で31万7,000社以上に導入され、電話代行・オンラインストレージ・Web会議など中小企業の業務効率化・成長につながる周辺サービスを展開。

■株式会社SmartHR
企業が行う入社手続きや雇用契約、年末調整などのあらゆる労務手続きのペーパーレス化を可能にするクラウド人事労務ソフトを提供。
様々な業界・規模の企業に導入されており、「Employee First」のサービスビジョンを掲げ従業員サーベイ機能を提供するなど人事・労務の生産性向上だけでなく雇用者が働きたいと思う環境の整備も目指す。

■株式会社カオナビ
クラウド人材管理ツール「カオナビ」を提供。
「人材データプラットフォーム構想」を掲げ、新たな事業領域へのタッチポイントを創出するとともに他社SaaS企業等とも連携し顧客の利便性向上を目指す。

<バーティカルSaaSの企業例>
■エス・エム・エス
「介護事業者の経営改善とサービス品質向上により、質の高い介護サービスの継続提供に貢献する」をミッションに掲げ、介護事業者の方の経営改善をサポートする様々な機能を持つカイポケを提供。
介護保険請求、業務支援、金融支援、求人支援、購買支援、M&Aなど40以上のサービス・機能を提供しており、業務の非効率からくるスタッフの負担軽減や、経営改善を支援。

■ANDPAD
建築・建設産業の「働く」を「幸せ」にする、というミッションを掲げ、建築業界の現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1の施工管理アプリを運営。
現在、50000社以上に導入されており、ユーザー数も14万人を突破しています。

SaaS企業での営業職のキャリアとは

SaaSを提供している企業の多くは営業担当1人が獲得(営業リスト作成)、商談設定、契約までを一気通貫で行うのではなく、 分業して各プロセスの効率性やOPS精度を高めるモデルを採用しています。
具体的には
  1. インサイドセールス:案件・商談の獲得
  2. フィールドセールス:契約の獲得
  3. カスタマーサクセス:既存顧客の契約継続や顧客単価の向上
の3機能に分け分業しています。
成長しているSaaS企業はどこもまだまだ人材不足であり、営業職を積極的に採用しています。
他業界からの転職例も多く、IT/WEB業界・人材業界・金融業界などの無形商材法人営業経験のある方が活躍している傾向にあります。
ただし、インサイドセールスの場合フィールドセールスと比べて顧客と商談ができる機会が多く、セールスとしての育成環境として適していることから比較的ポテンシャル層の採用を実施している企業もあります。
そのためポジションによっては法人営業経験がない場合でも、採用される可能性があります。

SaaS企業での営業職でのキャリアパスとしては、インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス間でのポジションチェンジを内部で積極的に実施している企業も多いです。
また、他にも
  1. インサイドセールス/フィールドセールス/カスタマーサクセスのスペシャリストとしてキャリア構築
  2. インサイドセールス/フィールドセールス/カスタマーサクセスのマネージャーとしてキャリア構築
  3. インサイドセールス/フィールドセールス/カスタマーサクセスの各職種を経験しながら全体最適化を図れるマネージャーとしてキャリア構築
  4. インサイドセールスの経験を活かしマーケティング職へキャリアチェンジ
  5. カスタマーサクセスの経験を活かしプロダクトマネジャーやコンサルティング職へキャリアチェンジ
このようなキャリアパスが考えられます。

いかがでしょうか。
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